顔の女性化手術(FFS)と美容整形の違い

どちらも、顔の形を整える手術であることは共通しています。しかし、デザインの目的が変わってくると思います。

例えば、一般的に男性が美容外科を訪れるとしたら、「かっこよくなりたいから」ではないでしょうか(最近は中性的な顔になりたいという人もいるかもですが…)。一方女性でしたら、「より美しくなりたかったり、かわいくなりたかったり」でしょう。同じように鼻を高くするといっても、男性は立派な鼻でいいですが、女性でしたらこじんまりとした上品な鼻の方がいいですよね。それぞれの性別にとって、「美しい顔」に近づけることが、一般の美容整形手術だと思います。

一方、FFSの場合は、「男性的な顔を女性らしい顔に近づける」のが目的です。そのため、男性顔と女性顔の特徴について熟知していて、「どこをどうすれば女性顔に近づけられるか」に詳しい先生に、手術をお願いした方がいいです。

また、手術してもらう際は、「女の顔にしてほしい」と伝えたほうが無難です。特にあなたが、まだ男性として生活していたり、パス度があまり高くない場合は、伝えるようにしてください。見た目から男性と判断されて、男性らしい顔にデザインされてしまうことはないとは、言い切れないと思います。

手術依存に注意

私たちMTFにとって顔の女性化手術は、美しくなるためというよりも、女性らしくするためという側面が大きいのではないでしょうか。とはいっても、女性でしたらより美しくなりたいですよね。私もお金さえあったら、もっと色々したいです。

でも待ってください。手術をすると、お金がかかりますし、身体の負担にもなります。特に、眉骨や顎など、骨を削る手術は費用も高いですし、身体への負担も大きいです。美容整形を繰り返して、顔面が崩壊してしまった方のニュースも聞いたことがあります。また、手術には失敗がつきものです。後遺症が残ったり、変な形になってしまう可能性もゼロではありません。

次々に手術をするのではなく、どこをどうしたら女性の顔に近づくかを考えながら、必要最低限にしておいた方がいいと思います。

骨切りなど複雑な施術を行っている美容外科・クリニック

ここでは、全国に展開している主なクリニックを紹介します。

このほかにもいくつかのクリニックで、顔の輪郭修正など複雑な手術を行っています。

同じ系列でも、クリニックや先生によっては、できない施術もあります。また、先生との相性が合う合わないもあります。まずはカウンセリングに行って、女性らしい顔にしてもらえるか聞いてみるといいと思います。

ほとんどのクリニックでは、カウンセリングは無料です。「どうしたら、女性らしい顔になりますか?」と相談すると、アドバイスがもらえると思います。もし、明確な答えが得られなかったり、強引に勧誘してくるような場合は、ほかの先生にお願いした方がいいでしょう。

まとめ

男性と女性では顔の特徴に違いがあります。もし、顔が男性的で、女性として生活することの妨げとなっているなら、顔の女性化手術(FFS)はいい選択かもしれません。しかし、手術にはリスクがともないますし、お金もかかります。また、手術しなくても、メイクを工夫することで、男性的な顔を女性的な顔にある程度近づけることもできます。やみくもに手術をするのではなく、どこをどうしたらより女性らしくなれるかを考えて、信頼できるクリニック・先生を探しましょうね。

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