4.女性ホルモンで女性的な体つきをめざす
女性ホルモンを服用すると、体に女性的な脂肪がつき、ある程度女性的な体系になります。胸もわずかですが、成長します。女性になりたい人は、女性ホルモンが一番手っ取り早いです。しかし、副作用もあるので注意してください。
女性ホルモンを始める前の注意点をまとめた記事です↓
女性ホルモンをはじめるには
専門医にかかっている方は
性同一性障害のガイドラインにそって専門クリニック(ジェンダークリニック・精神科)で治療されている方は、主治医に相談してください。主治医の許可があれば、注射してもらうことができます。女性ホルモンの注射は、ジェンダークリニックをはじめ、美容外科、内科、泌尿器科、産婦人科で受けることができますが、病院によってお薬が置いてなかったり、病院の方針でホルモン注射をしていなかったりするので、事前に電話で確認したほうがいいです。
専門医にかかっている方は、どこで注射してもらえるか、先生に相談すると、紹介してもらえます。性同一性障害を専門に扱う、精神科からの紹介状があれば、(元)男性に女性ホルモンの注射を打ってくれるところもあります。
自己判断ではじめる(自由診療)
ニューハーフの方や、さまざまな事情で性同一性障害に詳しい病院がみつからないかたは、美容外科などで女性ホルモンの注射をしている場合があります。繁華街にある怪しげな個人病院で相談してみてください。診断書がなくても注射してくれる病院もあります。この場合も、自己責任です。当然健康保険はきかないので、自費です。
病院によって値段はまちまちで、なかには一本5000円近くする(相場よりかなり高い)場合もありますが、打ってくれるだけましだと考えましょう。そもそも、正統派wの医師は健康な男性に女性ホルモンを注射することはないので、女性ホルモンを打ってくれる病院は、商売色の強い病院が多いです。
探せば、安いところも見つかります。美容外科は高く、内科や泌尿器科、産婦人科は安めです。
自己判断ではじめる(個人輸入)
積極的にはおすすめできませんが、海外から個人輸入して、女性ホルモンを始める方もいます。
副作用の危険や依存的になり女性ホルモンを飲みすぎる(OD)危険などがあるので、個人輸入する場合でも医師の指導の下での服用を推奨します。
インターネットでさまざまな情報が公開されていますが、それらを鵜呑みにして、健康上の被害が生じても自己責任です。特に、「女性ホルモンはたくさん飲めば効く」とか書いてあるサイトには気を付けてください。
女性ホルモンの副作用の症状は次の記事で紹介しています。万が一、異変があればすぐに服用を中止して医師の診察(内科・救急外来)を受けてください。その際、女性ホルモンを使用していることを必ず伝えてくださいね。